「副業で稼ぎたい」人が最も陥りがちな初動ミス 情報収集の罠にハマる前に答えたい3つの質問

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ここで多くの人が間違いを犯してしまいます。たとえば、良かれと思って、こんな行動を起こしてしまいます。

・有名起業家YouTuberの動画を観まくる
・ネットで手あたり次第検索する
・知り合いに相談する
・ちょっと怪しげなセミナーに参加する
・資格を取りに行く
・フランチャイズ(FC)の説明会に行く

これらは、典型的な初動ミスです。なぜなら、自分自身の現在地や所有するリソースも、適正の確認も何もしていない状態で、さらに断片的な情報を増やしても、もっと混乱して迷ってしまうだけだからです。今の自分に必要のない情報、レベルの合わない情報が、30分後の行動につながることはありません。そして、そんな状態では、今のあなたに必要な情報も進展も手に入りません。

もし、あなたがそんな状態になっても、何も迷う必要はありません。あなたが悪いのではありません。誰もがそうなっています。その原因は、断片的な情報、そして、心を惑わす胡散臭い情報にあります。あなたが今やることは、「今のあなたに不要な情報を捨てること」です。

情報を捨てるための3つの質問

要らない情報、必要な情報を選別するために、3つの質問に答えてみてください。これまでの仕事からの好き嫌い、直感で構いません。

質問1 あなたは、どんなビジネスをしたいですか?

ビジネスを次のA~Dに分類するとして、どれに興味があるかを選んでみましょう。

A~Dは、組み合わせでも大丈夫です。たとえば、居酒屋なら、A(お酒や料理)×D(店舗)になります。私の運営する“起業18フォーラム”ならば、起業したい人のコミュニティですので、C(ノウハウ提供)×D(交流の場)と考えられます。YouTuber も、C(情報提供)×D(広告スペース)の組み合わせです。税理士さんは、C(情報提供)のように見えますが、実際は、B(記帳/申告代行)と言えるかもしれません。

A~Dを選べた方は、質問2へ進んでください。Eを選んだ方が今必要なことは、アイデア出しのための「自分自身の適性の理解」になります。どんな仕事をしたいのか、どんなこと(環境)なら続けていけるのか、やりたくないことは何か、自分という素材を言葉にすることからです。

ビジネスの種類
ビジネスの種類(『会社員が働きながら月30万円を稼ぐ起業法』より)
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