「副業で稼ぎたい」人が最も陥りがちな初動ミス 情報収集の罠にハマる前に答えたい3つの質問

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起業したい ビジネスマン 
「起業したい会社員」が陥りがちな“初動ミス”とは(写真:shimi/PIXTA)
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「副業で稼ぎたい」と思い立ったとき、何から始めるべきか悩んだ経験はありませんか? 検索してみても、情報が多すぎて何が正しいのかわからない。成功者の動画を観ても、自分に当てはめるのは難しい。資格を取ろうかと考えても、それが本当に必要なのか確信が持てない。気づけば時間ばかりが過ぎ、結局行動に移せない——そんな状態に陥る人は少なくありません。
本記事では、『会社員が働きながら月30万円を稼ぐ起業法』を上梓した新井一氏が、20年以上、延べ6万人の起業をしたい会社員を見てきて、最も陥りがちな初動ミスと、それを防ぐための3つの質問を紹介します。

「何から始めたらいいのかわからない」は本当か?

私はこれまで20年以上にわたり、起業したい会社員の皆さまからの相談に応じてきました。データがある訳ではありませんが、体感的に、初めて私にご相談いただく方の約半数が、「起業したいけど、何から始めたらいいのかわからない」とおっしゃいます。しかし、本当にそうなのでしょうか。

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たとえば、ゴルフを始めたいと思ったら、Google で、「ゴルフ 初心者 何から始める」、「ゴルフ 初めて」などと検索すれば、情報はいくらでも手に入ります。多くの人がそうして情報を入手し、本当に興味がある場合には、YouTubeを観たり、ゴルフのできる友人に声をかけたり、何らかの行動をするはずです。おそらく、「何から始めたらいいのかわからない」と思っている方も、検索やYouTubeを観るくらいはしたかもしれません。

それでもわからない、できないのはなぜでしょうか?

その理由は、「情報が断片的」であり、「必要のない余計な情報がありすぎる」からです。あるいは、「出てきた情報のハードルが高すぎる」、「実は情報を集める前段階で、心の準備が整っていない」などが本当のところだと思います。

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