独立の際に知っておくべき最低生活費や税金知識 安易に会社を辞めるとお金に困ることになる
副業が思ったよりも好調な場合、会社を辞めて起業するタイミングはいつなのでしょうか。実際に起業して失敗も経験しつつ、今では年収4000万円を超える倉林寛幸氏は、自身の経験を踏まえて「安易に会社を辞めてはいけない。必要な生活費のほか、融資や補助金、税金対策などについて起業前にきちんと学んでおくべきだ」とアドバイスします。
※本稿は『起業0年目の教科書』から一部抜粋・再構成したものです。
起業に必要なお金の知識
皆さんは、起業したらいくらぐらい稼ぎたいという目標はありますか?
年収1000万円、2000万円、それとも1億円? 金額は人それぞれ。各自の目標を目指して頑張りましょう。
しかし、それとは別に私がここで言いたいのは、最低限の生活費はいくらかかるかです。起業すると収入の波が出てきます。それが会社員の給料とは大きく異なる点です。どんなときでも乗り切れるように、最低限の生活費を確保するようにしましょう。
毎月1000万円~1億円の収入があったら理想的ですが、漠然とそれを目指すとなると何をやればいいのかわからなくなってしまいます。まずは、今の自分の生活を維持するのにどのくらいのお金が必要なのか、毎月の生活費を計算してみましょう。家賃、水道光熱費、食費、通信費、娯楽費など、大体の金額で構いません。
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