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市販のお菓子はよほど気をつけていないと「塩分」「油分」「糖分」のとりすぎになってしまいます(freeangle/PIXTA)
砂糖と油が大量に使われ、添加物が入った市販のお菓子に不安を感じる人、日々の子どものおやつに悩む人のために、「無添加×安心×美味しい」「軽食・おかずにもなる」をコンセプトに、112のバラエティに富む「健康おやつ」を、両氏が開発した。
人生を懸けて「食の安全性」を追求し続ける安部氏が、どんな思いで「安部おやつ」を考案したのか。「あとがき」を再編集したうえで、全文を公開する。
私が手作りの「おやつ」をすすめる理由
『食品の裏側』『食品の裏側2』がベストセラーになって、私は「添加物の先生」として知られるようになりました。
元食品専門の商社で添加物を専門に扱い、その使われ方や安全性も熟知していることは間違いありません。
しかし私がいちばん言いたいこと、それは 「日本の食を守りたい」、その一言なのです。
戦後、日本の食は驚くほど豊かになりました。
いつでもどこでも欲しいものが買えるし、24時間食事もとれます。私が育った昭和中期からはとても考えられないほど、本当に便利な世の中になりました。
こうした「便利な時代」において私が心底恐れていることがあります。
それこそが私の命名した「とりすぎ3きょうだい」です。
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