現実に振り回される人が知らない「猫の生き方」 怒らニャい禅語:感情をシンプルに整える60の方法
すこやかな体、あなたを育んでくれる縁、安心して暮らせる家や仕事。そして、よりよく生きていきたいと思う心。
もっと、よくなりたいと願うのは、必ずしも悪いことではありません。しかし、まず自分を認め、今あるものに感謝することが大切なのです。
「ない」ではなく、「ある」という視点から自分を見てください。これが、足るを知る、幸せな生き方の基本です。
看脚下(かんきゃっか)
立ち居振る舞いが整うと、心は自然に整っていく。
これは、「自分の足元をよく見よ」という意味の禅語です。転じて、「履きものをそろえなさい」という意味で、禅寺の玄関によく掲げてあります。
履きものが乱れていても気にならないようであれば、心が整っているとは言えません。玄関で履きものを脱いだあと、サッと向きを正しておくことができる心の余裕が、生活のすべてを整えていきます。また、履きものをそろえるという一瞬の振る舞いが、心の余裕を生んでいきます。
「そんな小さなことには、かまっていられない」という反論もあるでしょう。しかし、自らの足元さえ整えられない人が、自分自身の心を整えられるわけがないのです。
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