
自動車産業と肩を並べる“基幹産業”になり得る
日本政府は今後、2030年までに訪日外国人6000万人・消費額15兆円を目指す目標を掲げています。もしこれが実現すれば、観光産業は日本の主要輸出産業に匹敵する規模に到達する可能性があります。
財務省の貿易統計などから見ても、自動車産業の輸出額は約17兆円(2023年時点)あり、自動車は日本最大の輸出産業といえますが、訪日外国人消費が15兆円規模まで育てば自動車産業と肩を並べる“基幹産業”となる可能性があります。
他国の先進事例としてはフランスは1億人以上の外国人観光客を集め、年間8兆円を超える観光収入を得ています。
日本には温泉、四季折々の自然風景、アニメ・漫画文化、豊富な伝統行事など、多彩な観光資源があるだけに、まだ観光立国として伸びる余地が十分あると考えられます。
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