また、2030年の6000万人・15兆円という政府目標の数字は、今の2倍弱の数字です。この5年間で2倍弱まで拡大する可能性が極めて高い市場はあまりないはずです。
そのため、コロナ前までインバウンド施策が十分ではなく、外国人観光客増加の恩恵を受けられなかった企業も、他の多くの日本企業も横並びで進めざるを得ない今のタイミングは、10年ぶりの大きなビジネスチャンスと言えるでしょう。
「中国人観光客2.0」が求める新しいニーズは?
中国人の観光客はリピーターも多く、大都市だけでなく地方の知られざる場所に行って、そこでしか買えないものや、そこでしか体験できないことを求め始めています。
したがって、大都市や大企業のような世界的な認知度がなくても、右肩上がりの観光客数の中で、適切な対策をすれば集客につながる可能性がおおいにあります。
どのような点が新しいニーズであり、どのような対策をしていくべきかを解説します。
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