「べらぼう」でも話題"非公開のロケ地"が凄すぎた 「つくばみらい市」に超リアルな江戸の街が出現

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その奥には「中近世エリア」。ここから一転、江戸時代になります。ここでは、商店や茶屋のような江戸の街並みが中心で、アニメ『忍たま乱太郎』や外国人観光客に圧倒的な人気を誇る漫画『NARUTO』などの忍者コスプレがよく合います。

ワープステーション江戸
コスプレイヤーたちが思い思いに撮影に興じていました(筆者撮影)

武家屋敷の立ち並ぶエリアもあり、その奥に見えるのが、時代劇の撮影で頻繁に使われる「大橋」です。

さらに「中近世エリア」の一番奥にあるのが、隅櫓(すみやぐら)と大手門。広々とした画角の撮影も可能であり、『どうする家康』でも登場した、印象的な場所です。

「ワープステーション江戸」は、外国人観光客を多く集める秋葉原や浅草から電車の乗り換えなしでアクセスも良く、バリエーション豊かな風景に身を置くことができるスポット。観光の側面でも、多くの人を集めるポテンシャルの高い場所だと言えます。

ワープステーション江戸
奥に見えるのが名物「大橋」(筆者撮影)
ワープステーション江戸
まるで本物! 立派なたたずまいの城郭の隅に立てた隅櫓(筆者撮影)

「吉原神社」で当時の名残を感じる

続いて、「つくばエクスプレス」に乗って「本物」の江戸へ。浅草駅から徒歩20分ほどで、あの遊郭のあった「吉原」に足を踏み入れることができます。『べらぼう』でも印象的なシーンが多数登場するここ吉原は、「蔦重」こと主人公の蔦屋重三郎が生まれた場所です。

徳川幕府によって、唯一「公認」されていた遊郭。昭和30年代に幕を下ろして以降、当時の建物はもちろん撤去されているのですが、実際に街に行ってみると、そこかしこに当時の面影が残っており、東京のディープな側面を感じることができます。

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