「べらぼう」でも話題"非公開のロケ地"が凄すぎた 「つくばみらい市」に超リアルな江戸の街が出現

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たとえば映画作品では、代表的なものでも、『るろうに剣心』(2014年、2021年)、『信長協奏曲』(2016年)、『銀魂』(2017年、2018年)など。

ドラマでは、江戸時代を描いた今作はもちろん、同じくNHKの作品では、大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』(2019年)、『青天を衝け』(2021年)、『どうする家康』(2023年)、『光る君へ』(2024年)、連続テレビ小説では『とと姉ちゃん』(2016年)、『エール』(2020年)、『らんまん』(2023年)、スペシャルドラマ『坂の上の雲』(2009年〜2011年)などが撮影されました。

民放作品でも、『天皇の料理番』(2015年)、『仁』(第1期/2009年)なども同地が使用されています。

このラインナップだけでも、戦国時代から昭和まで、さまざまな時代に対応できるロケ地であることがわかります。

べらぼう
「ワープステーション江戸」の街並みが生かされている大河ドラマ『べらぼう』(画像:NHK『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』公式サイトより)

実は「コスプレの聖地」でもある

このオープンセットは、日頃撮影所として稼働していることから、2020年以降、観光客向けの一般開放は行っていないのですが、時期によって、中に入ることのできるイベントなどが開催されています(掲載画像はすべて、2024年のコスプレイヤー向けイベント時に撮影)。

みらい平駅から車で10分ほど。ゲートから入ると、いきなり広がるのが「近現代エリア」。明治時代から昭和初期ぐらいまでの重厚な建物が立ち並び、建物の前の道路には「東京都電」が走っています。この「都電」は実際に撮影用に動きます。行先は「浅草橋」と記されていました。

ワープステーション江戸
実際に走らせることのできるレトロ電車(筆者撮影)

コスプレイヤー向けイベントでは、エリア内の一角、映える路地裏で、『鬼滅の刃』や『るろうに剣心』、『ゴールデンカムイ』などの衣装に身を包んだコスプレイヤーたちが集まって、それぞれに撮影していました。

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