映画「はたらく細胞」が"和歌山"で撮影されたナゼ ロケ地の人工島に「驚くような光景」が広がっていた
年末年始、興行収入ランキング4週連続1位を達成した、映画『はたらく細胞』。
原作は清水茜さんによる漫画で、その後アニメ化、舞台化もされた作品です。体内で活躍する細胞たちが擬人化され、病気や細菌などの外敵に立ち向かうという奇想天外な物語がくり広げられます。
『のだめカンタービレ』『テルマエ・ロマエ』、そして『翔んで埼玉』など、漫画原作の実写化に取り組んできた武内英樹監督の手により、満を持して実写映画化されました。
人間の身体にある37兆個もの細胞の擬人化作品ということで、武内監督自身、「これまで取り組んできた実写化のコンテンツのどれよりも難しかった」と振り返っている本作。
それぞれの細胞のキャラクターが、斬新かつ詳細に描かれただけでなく、時折挟まれる、原作にはなかったヒトの「外」のドラマも素晴らしく、その世界観に思わず引き込まれました。
実は日本で撮影された「ヨーロッパのような街並み」
そして、もう1つ、筆者がこの映画を観て感動したのは、何といってもそのロケ地です。
外の「ヒト」界の主役である、芦田愛菜さん演じる「日胡(ニコ)」の体内が、ヨーロッパ風の街になっています。
細胞たちが忙しく体内ではたらく日常が、その架空の街を舞台に見事に描かれ、そして喜怒哀楽などの感情とともに、あるときは街全体が盛り上がり、またあるときは荒廃して暗く沈んだりします。
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