映画「はたらく細胞」が"和歌山"で撮影されたナゼ ロケ地の人工島に「驚くような光景」が広がっていた

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最後にご紹介するのは、東京の都心、新橋駅からほど近い「汐留シオサイト5区・イタリア街」です。

イタリアの旧市街を思わせるビルに囲まれた広場(ピアッツァ)の周りに、昼間にはキッチンカーが並び、さながらヨーロッパのマルシェのような雰囲気です。また、夜もライトアップされてよい雰囲気。

ドラマ『花より男子』(2005年)では、ヨーロッパ風の街並みのロケ地として、たびたび登場しましたので、今でもドラマを観て「聖地」を訪れるファンを集めています。

汐留
東京の汐留にもイタリアの街並み。ドラマ『花より男子』に登場しました(筆者撮影)

この冬は「ロケ地」でヨーロッパ旅気分を

この年末年始に公開された映画『グランメゾン・パリ』を筆頭に、実際にヨーロッパでロケを行った映画も数多いですが、こうした日本にある「ヨーロッパ風」な町や建物は、どちらかというとファンタジー的なタッチで、架空の町を描くパターンが多いようです。

ポルトヨーロッパ
『はたらく細胞』のロケ地、和歌山の「ポルトヨーロッパ」(筆者撮影)

いずれにしても、日本にいながらにしてヨーロッパ旅行に行った気分にさせてくれる素敵な場所。実際にヨーロッパへ行くには時間や費用、労力の負担が重い……という場合も、時折そのような街に出かけてみて、気分を上げるのもいいかもしれません。

ハイジの村
まるでスイスにやってきたかのような完成度だった「ハイジの村」(筆者撮影)
【写真を見る】地方都市に「まるでヨーロッパ」! 芦田愛菜の“体内”ロケ地の全貌
古関 和典 ロケ地研究家、コンテンツツーリズム研究家

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こせき かずのり / Kazunori Koseki

1973年神戸市生まれ、早稲田大学政治経済学部卒業後、旅行会社に入社。映画『のだめカンタービレ』のヨーロッパロケを担当して以降、社内でチームを立ち上げ、数多くの映画、テレビドラマ、アニメ等のコンテンツ制作の業務に携わる。2016年、TIFFCOMにおいて、『日経エンタテインメント!』と共催で「全国ロケ地セミナー」を開催し、その活動が同誌でも紹介される。2023年、法政大学大学院政策創造研究科修士課程修了。

現在は業務の傍らでロケ地研究家として「ロケ地ラボ」を主宰し、各大学や地域での講演も行っている(2015年以降、内閣官房より「地域活性化伝道師」の委嘱を受け活動)。2021年、フジテレビ『超逆境クイズ!!99人の壁』に「ジャンル=ロケ地」でチャレンジャー出場、グランドスラム達成。コンテンツツーリズム学会理事。

ブログ:https://ameblo.jp/chiiki-media/

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