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蔦屋重三郎が書店開業!その裏で売れまくった本 恋川春町の「金々先生」いったいどんな作品?

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さて、『金々先生』のヒットは、作者である春町の才能が大きいことは言うまでもありませんが、出版社の鱗形屋の影響力も無視できません。

今でもそうですが、一般的に書籍は、作者が原稿を書いただけでは、世に出すことはできず、大ヒットすることはありません。販売・宣伝してくれる版元の尽力があるからこそ、本は読者のもとに届きますし、場合によってはヒット作となるのです。

ヒットに気をよくした鱗形屋だったが…

『金々先生』のヒットに気をよくした鱗形屋は、黄表紙の出版を続行していきます。順調な鱗形屋と黄表紙の出版。しかし、何事にも栄枯盛衰は付きものです。繁栄の後には衰退あり。鱗形屋にも危機が訪れるのでした。

(主要参考引用文献一覧)
・松木寛『蔦屋重三郎』(講談社、2002)
・鈴木俊幸『蔦屋重三郎』(平凡社、2024)

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