高齢者世帯の2割が「貯蓄なし」という現実
老後資金はいくら必要か。これはとても難しい問題です。
老後のお金について、以前「高齢者がお金を貯め込みすぎるのも考えものだ」という記事を書きました。
このように「過剰に貯め込みすぎる」必要はないと思いますが、同時に「ほどほどの貯蓄は必要だ」というのも重要な視点です。
「家計の金融行動に関する世論調査」(令和5年・2人以上世帯)によれば、70歳代で金融資産を保有していない世帯の割合は、なんと19.2%。
「約2割の高齢者世帯は、貯蓄がない」というわけです。
年金を使いきって生きる、あるいは公的支援を受けるといった選択肢もありますが、やはり多少の余裕があれば何かと安心です。
今回は、貯め込みすぎる必要はないものの、やはり老後は「ある程度の貯蓄」が必要な理由を3つの事例を交えて紹介します。



















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