2つめは「金の切れ目は、縁の切れ目」というようなお話です。
「借金まみれの父」に迷惑を散々かけられて……
Kさんは若い頃から放蕩生活を続け、家族に隠れてつねに借金をするというような生活を送っていました。
妻子がいたのですが、逃げられてしまい、結局離婚という形になりました。
最後まで周囲に金策ばかりしていたKさんは、先日70代前半の若さで亡くなりました。
お子さんに話を聞いたのですが「根は悪い人ではなかったけれど、父にはお金のことで散々迷惑をかけられた。こんなことは言いたくないけれど、正直せいせいした」とおっしゃっていました。
実の父なので最低限の手続きはしたものの、葬儀などは行わず、火葬のみで済ませたそうです。
そして、借金を相続することになってはかなわないと、早々に相続放棄の手続きをとったとのことです。
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