WR-VやZR-Vと似た車名の多いホンダSUVの選び方 国内で購入可能なモデルを網羅、狙い目は?

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ZR-Vのインテリア
ZR-Vのインテリア(写真:本田技研工業)

なお、グレード展開は、ベースグレード「X」と上級グレード「Z」をハイブリッド車とガソリン車の両方に用意し、いずれにも2WD(FF)と4WDを設定。また、ハイブリッド車には、内外装にブラックのアクセントを採り入れた特別仕様車「BLACK STYLE(ブラックスタイル)」も設定する。

価格(税込み)は、320万8700円~450万6700円。ヴェゼルやWR-Vより上の価格帯となる。そのぶん、室内の高級感もより高く、とくに上級グレード「Z」では、ガソリン車にブラックの本革シートを設定。ハイブリッドのe:HEV Zでは、それに加えてマルーン色の本革シートも選べることで、さらなる上質感を味わえる。

ラゲージルームには、ゴルフバックや横に3個積載可能
ラゲッジスペースには、ゴルフバッグが横に3個積載可能(写真:本田技研工業)

ほかにも、3人がけリアシートは、足元スペースが広く、座面や背もたれも適度な硬さを持つため、長距離ドライブでも疲れにくいことも特徴だ。また、荷室も後席を起こした状態で9.5インチのゴルフバッグ3個を横に積めるほどの広さを確保。さらに、予約クローズ機能付きパワーテールゲートを全タイプに標準装備し、Zやe:HEV Z(BLACK STYLE含む)では、ヴェゼルの上級グレードなどに採用するハンズフリーアクセス(自動開閉)機能も搭載するなど、高い利便性を誇っている。

燃料電池車となる「CR-V e:FCEV」

水素を使って走る燃料電池車であり、プラグインシステムも備えるCR-V e:FCEV
水素を使って走る燃料電池車であり、プラグインシステムも備えるCR-V e:FCEV(写真:本田技研工業)

水素で走るFCEV(燃料電池車)の最新モデルとして、2024年7月19日に発売したのがミドルサイズSUVのCR-V e:FCEV。「2040年までに、BEV(電気自動車)・FCEV(燃料電池自動車)の販売比率をグローバルで100%にする」といった目標を掲げるホンダの電動化戦略車だ。

CR-Vは、国内では5代目モデルが2022年まで販売されていたが、その後は海外でのみ販売されていたので、久々に日本へ帰ってきたことになる。新型CR-V e:FCEVでは、北米など海外のみで販売する6代目のハイブリッド車をベースに、パワートレインをFCEV(燃料電池車)に変更した仕様となる。

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