WR-VやZR-Vと似た車名の多いホンダSUVの選び方 国内で購入可能なモデルを網羅、狙い目は?

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ヴェゼルの車体サイズは全長4340mm×全幅1790mm×全高1580~1590mm。コンパクトな車体は、幅広いユーザーが運転しやすいことが魅力だ。とくにハイブリッド車は、スムーズな加速性能だけでなく、高い静粛性も両立。ハイブリッドシステムを改良した最新モデルでは、平坦な道でバッテリーの充電状況が良ければ、発進から50km/h程度まではエンジンが始動しないEVモードのままで走行可能だ。加えて、ハイブリッド車は燃費性能もかなり高く、WLTCモード値21.2~26.0km/Lを実現。燃料タンク容量も40Lを確保するため、カタログスペックでは1回の満タン給油で848~1040kmもの距離を走行できる計算となる。

後席を収納すれば、フラットならゲーjしスペースが広がる
後席を収納すれば、フラットなラゲッジスペースが広がる(写真:本田技研工業)

室内では、通常は後席や荷室の下に配置する燃料タンクを前席下へセットする「センタータンクレイアウト」を採用。軽スーパーハイトワゴン「N-BOX」などで実績のあるホンダ独自の技術だ。これにより、フロアを低く、天井を高くできるなどの効果を生むほか、6:4分割式リアシートの背もたれや座面をフロアへ収納できる「ダイブダウン機構」も搭載。ほかのモデルにないフラットで広い荷室を作ることが可能なほか、シートの座面を跳ね上げる「チップアップ機構」も採用し、鉢植えなど背の高い荷物の積載も可能とする。

なお、価格(税込み)は、ガソリン車264万8800円、ハイブリッド車288万8600円~377万6300円だ。

アンダー250万円で買える「WR-V」

WR-Vのスタイリング
WR-Vのスタイリング(写真:本田技研工業)

2024年3月22日に発売されたWR-Vは、ホンダがインドで生産・販売する「エレベイト(ELEVATE)」の国内仕様車。つまり、日本では輸入車扱いとなるモデルだ。

ヴェゼルと同様、コンパクトSUVに属する当モデルの車体サイズは、全長4325mm×全幅1790mm×全高1650mm。ヴェゼルのほうが全長は15mm長く、全高はWR-Vのほうが60~70mm高い。とくに全高の高さからか、個人的な印象では、WR-Vのほうがやや大きめの車体に感じられる。

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