公道走行可能なレーシングカーと謳われるマセラティ「GT2ストラダーレ」に、2026年2月の終わりに都内で乗った。
長い伝統を持つイタリアのスポーツカーメーカー、マセラティへの期待に応えてくれる、強烈なスポーツ性が魅力的だった。競技車両そのままの炭素樹脂でできたスポーツシートには、オプションの4点式セーフティーベルトが備わっている。ドライブした私は、地面を這うような低い視点で、矢のような加速感を味わえた。
このGT2ストラダーレは、22年登場の「MC20」をベースに、よりスポーティに仕上げたモデルだ。サーキット用の「GT2」と、そこから公道仕様に仕上げたGT2ストラダーレが開発されている。
なぜ“MC”ではなく“GT2”という車名なのか
ここで注目したいのは車名だ。
GT2とは、FIA(国際自動車連盟)によるレースカテゴリー「グループGT2」参戦を視野に入れた車両という意味だ。
グループGT2車両の規定はいろいろ決められている。排気量や車重など範囲が広い。一方で4輪駆動方式やアクティブサスペンションは認可されていない。そのためGT2と聞くと、“ピュアなスポーツカー”と連想が働く。そこがクルマ好きへのアピールポイントだろう。





















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