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911 GT3やGR GT3、なぜレースカテゴリーを車名に冠するのか?マセラティ「GT2ストラダーレ」がMCという名を捨てた真実

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サーキットマシンの「GT2」をベースに公道走行可能なレーシングカーとして生まれたマセラティ「GT2ストラダーレ」。価格は4394万円からとなる(写真:三木 宏章)

公道走行可能なレーシングカーと謳われるマセラティ「GT2ストラダーレ」に、2026年2月の終わりに都内で乗った。

長い伝統を持つイタリアのスポーツカーメーカー、マセラティへの期待に応えてくれる、強烈なスポーツ性が魅力的だった。競技車両そのままの炭素樹脂でできたスポーツシートには、オプションの4点式セーフティーベルトが備わっている。ドライブした私は、地面を這うような低い視点で、矢のような加速感を味わえた。

このGT2ストラダーレは、22年登場の「MC20」をベースに、よりスポーティに仕上げたモデルだ。サーキット用の「GT2」と、そこから公道仕様に仕上げたGT2ストラダーレが開発されている。

【写真】マセラティの新型スポーツカー「GT2ストラダーレ」の全貌(82枚)

なぜ“MC”ではなく“GT2”という車名なのか

ボディサイズは、全長4669mm✕全幅1965mm✕全高1222mm(すべて欧州仕様のデータ)で、伸びやかなシルエットが印象的だ(写真:三木 宏章)

ここで注目したいのは車名だ。

GT2とは、FIA(国際自動車連盟)によるレースカテゴリー「グループGT2」参戦を視野に入れた車両という意味だ。

グループGT2車両の規定はいろいろ決められている。排気量や車重など範囲が広い。一方で4輪駆動方式やアクティブサスペンションは認可されていない。そのためGT2と聞くと、“ピュアなスポーツカー”と連想が働く。そこがクルマ好きへのアピールポイントだろう。

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【モータースポーツを連想させる“GT2”という言葉】

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