成り立ちは先述のとおり、MC20がベース。炭素樹脂のモノコックボディと、3リッターV6エンジンを共用している。「ネットゥーノ」と名付けられたマセラティ自慢の3リッターV6ターボエンジンはハイブリッド化されていない。
そこが古典的な成り立ちをスポーツカーに求める層に強くアピールする点だろう。
コクピット背後に搭載されたこのV6は、最高出力は471kW(640CV)、最大トルクは720Nmを発生する。重要なのは、1365kgの車重。MC20の1394kgより軽量だ。
外観デザインは、MC20とGT2ストラダーレで近いものがある。
とくにドアを跳ね上げると骨格だけになったように見えるデザインは、いかにも軽量スポーツカー的で、大変好ましい。低いノーズとスポイラーをはじめ、スワンネックと呼ばれるレースカーのような形状のリアスポイラーもスポーティだ。
徹底的に“走り”を連想させるコンセプト
MC20ではエレガンスさを感じたが、GT2ストラダーレがアピールするのはパッションといえばいいだろうか。サーキットを含めてスポーツ走行にファンを求めるユーザーのために開発されたモデル、という印象が強い。
走行感覚も、見た目の印象を裏切らない。
炭素樹脂製の薄いレーシングシートは、体を支える個所にだけクッションが貼ってある意匠。こんなシートだとすぐ体が痛くなるんじゃなかろうか――。乗る前は軽く不安だったが、まったくの杞憂。終始快適だった。





















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