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29歳のライフ&アートが詰まった「6畳の秘密基地」 小さな部屋から始まる「冒険」は"境界"を超えて

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  • 蜂谷 智子 ライター・編集者 編集プロダクションAsuamu主宰
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「やりたいことが多すぎて、睡眠時間を削ってしまうことも多いんですけれど。生活人としての自分とアーティストとしての自分の割合は、6:4ぐらいです」と、ChaNkRoさんは笑った。

ジェンダーの境界線を行き来する

そんなChaNkRoさんは29歳の今、アーティストとして越えようとしている「もうひとつの境界線」がある。それが男女の性役割(ジェンダー)の境界線だ。

「アートの世界では性別に関係なく勝負したいのが本音です。ただ、ストリートアートの現場は圧倒的に男性アーティストが多いんです。

特にグラフィティのように、一夜でゲリラ的に壁にペイントするスタイルでは、肉体的な瞬発力やグレーゾーンに踏み込むタフさが求められる。そういったワイルドなカルチャーが、この業界のルーツにはあります。

私自身はそうしたダイナミズムに憧れつつも、ゲリラ的な活動はできない。でも、自分のフィールドで、覚悟を持ってアートを追求しているので、それを認めてもらいたいという情熱を持っています」

壁にゲリラ的にペイントするグラフィティ。それが進化し芸術的価値が認められるようになったものを、一般的に「ストリートアート」とカテゴライズする。自身が国内外で撮りためてきたストリートアートを、小さなパネルにしてディスプレイしている(撮影:今井康一)

ChaNkRoさんは、自らがつくる作品を通じて、リスペクトを勝ち取ることができると信じている。

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