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29歳のライフ&アートが詰まった「6畳の秘密基地」 小さな部屋から始まる「冒険」は"境界"を超えて

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  • 蜂谷 智子 ライター・編集者 編集プロダクションAsuamu主宰
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プロジェクターとスクリーンの備え付け、磁石機能のあるスチール壁面、そしてモニターとキーボードを配置したデスク。そういったすべてのものが、父との共同作業から生まれました。図面を引いて話し合う時間は、まるでプロジェクトチームのようで楽しかったですね」

生活者として・表現者として

ChaNkRoさんはアーティストであり、社会人でもある。普段はアートエージェンシーでデザイナーとして働いているのだ。その境界線はどのように引いているのだろうか。

「アーティストとして得た視点が、デザイナーの仕事に役立つ部分もありますし、その逆もあります。だからそこに大きな矛盾はないのですが、時間的なやりくりは必須ですね」

自炊派で、機能がぎゅっと詰め込まれたキッチンを使いこなす。コーヒーが好きで大量の豆を買い置きしているそう(撮影:今井康一)
実は絶対音感の持ち主。ピアノを習っていたのは過去のことだが、今もPCデスクの下にキーボードが隠れている。食事するときもこの場所で(撮影:今井康一)

彼女の一日を覗いてみると、なかなかハードだ。

日中はデザイナーとして会社の仕事をこなし、勤務時間後は習慣にしているランニングを5㎞。体調管理と節約のための自炊。食後にようやくアーティストとしての活動が始まり、深夜までプロジェクトに取り組む。

そうしたストイックな日常の積み重ねによって、彼女は生活とアートの境界を行き来している。

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