西短MP学科さくら組から巣立った学生たちは、プロとしてアイドルを続けるものもいれば、一般企業に就職するものなどさまざまだ。
けれども、アイドルを通して学生が学ぶことは多く、もはやひとつの学問となってきているのではないだろうか。
今、大学では学生を集めるため、多様な学部学科が新設されている。その学びのひとつに、アイドルというカテゴリーが加わっているわけである。
この流れが全国的になるかは、卒業生を含めてこれからはっきりするだろう。
アイドルとしての純粋な気持ち
最後に、西短MP学科さくら組の取材を通して圧倒的に感じたことのひとつに、「アイドルに取り組む姿勢が驚くほど真っ直ぐである」ということを付け加えておく。
今のプロのアイドルこそ、逆に見習うべき姿勢であろう。
「ビジネスを背景とした一般的なアイドルのイメージとは違うので、学生アイドルに違和感を覚える方もいらっしゃるかもしれません。ただ、私も学生たちも驚くほど純粋な気持ちでアイドル活動に取り組んでいます。みなさんに笑顔になってほしいので」
今木氏も話すように、この純粋さこそが、限定的な学生アイドルをアイドルとして輝かせているものなのかもしれない。
*この記事の前半:「短大で"アイドル"を学ぶ」現地取材した驚く実態
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