福岡県福岡市。みずほPayPayドーム福岡のすぐそばにライブアイドルに対して学問としてアプローチをする短大がある。
西日本短期大学、通称・西短。創立70年以上を誇る福岡県でも歴史ある短大だ。附属高校の硬式野球部は強豪校で新庄剛志・日本ハムファイターズ監督の母校として知っている方も多いだろう。
そんな西短には「アイドル力」というキーワードをもとに、アイドルを大学で学ぶべき専門項目として教育に活用している学科がある。
「大学でアイドルを学ぶ」とは、いったいどういうことなのか。
西短の学生としてアイドルを学び実践する「西短MP学科さくら組」の選抜メンバー6名に話を聞いてみた。
*この記事の続き:短大生が「学科アイドル」になって起きた衝撃変化
西日本短期大学メディア・プロモーション学科(以下、西短MP学科)。これが学生にしてアイドルを学ぶ学科の正式名称だ。
「アイドルを学ぶ」と冒頭に書いたが、学ぶものはアイドルに限らず、声優、演劇、舞台演出など多種多様にある。
その中のひとつにアイドルがあるという。将来的に芸能界やメディアを目指す学生が学んでいる。
そして、ここ西短でアイドル活動を学生として実践しているアイドルグループ、その名も「西短MP学科さくら組」。現在、MP学科所属の1、2年生約20名で構成されているアイドルグループだ。
果たして、大学で「アイドルを学ぶ」とはどういったことなのだろうか。
芸能志望の専門学科
今回、取材にこたえてくれたのは2年生5名に1年生1名の計6名。さくら組の選抜メンバーとなる。
「MP学科は、芸能活動の基礎を学べる学科になります。特に実技の授業が多いので、芸能志望の学生はもちろん、そうでない学生も、たくさん多くのことを学べます」(2年・松本奈々さん)
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