長崎の「試合がない日も1万人」スタジアムの凄さ ジャパネット渾身のサッカー場だけじゃない"街"
長崎スタジアムシティの核となる「ピーススタジアム」は、試合がない日も7時~23時まで客席が一般開放されている。西側を流れる浦上川は河口に近く、ほんのり潮気を含んだ川風やピッチの天然芝の匂いは、この場所が「新幹線駅から1km内の市街地」と思えないほどに心地よい。
試合がない日にスタジアムにいるのは、見学に来た観光客だけではない。客席でゆったりノートPCを持ち込んで仕事をするサラリーマン、ショッピングついでにひと休みする人々、参考書を広げる高校生、敷地内にあるスーパーの特売品を狙う主婦など……さまざまだ。
このスタジアムは、サッカーの試合日には「V・ファーレン長崎の聖地」、そうでない日は「観光地」「ワーキングスペースがわり」「友達と過ごす場所」など、思い思いに時間を過ごす場所として、すっかり根付いているようだ。
長崎グルメが楽しめるフードコートも
そして、スタジアムを取り囲むように建てられた「サウス」(南棟)、「ノース」(北棟)「スタジアムシティホテル長崎」の低層階には約40店舗の飲食店があり、一大フードコートを形成している。
観光客はちゃんぽんの老舗「老李」(ラオリー)、佐世保バーガー「Stamina本舗 Kaya」など長崎の名物料理を堪能し、地元の方は長崎県初出店の「博多一幸社(豚骨ラーメン)」「マリオンクレープ」などを「これ博多で食べたことある!」「東京で売ってるヤツ!」と、興味津々でオーダーしている。
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