長崎の「試合がない日も1万人」スタジアムの凄さ ジャパネット渾身のサッカー場だけじゃない"街"

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ピーススタジアムが完成した今、残された最大の課題は「V・ファーレン長崎」の「J1昇格」だろう。

2024年のリーグ戦はJ2(J1の下部リーグ)20チーム中、2チームが自動的にJ1に昇格できるところを、惜しくも3位で終えた(6月頃には首位だったのに!)。その後3~6位チームのトーナメント制で残り1枠の昇格を競うプレーオフで敗れたため、今年も昇格は叶わなかった。

JリーグはJ1とJ2でスポンサー収入や入場料収入などがまったく違ってくるため、まず昇格を目指さなければいけない。2023年のV・ファーレン長崎と、J1平均の経営情報を比較してみても、収益性の違いは顕著だ。

V・ファーレン長崎 
年間売上 21.1億円 
うち入場料収入 1.8億円 スポンサー収入 12.4億円
J1・20クラブ平均
年間売上 52億円 
うち入場料収入 9.6億円 スポンサー収入 22.2億円
※日本プロサッカーリーグ経営基盤本部資料より

チームのオーナー企業「ジャパネットホールディングス」髙田旭人社長も最大の目標として「J1昇格」を掲げ、既に「過去一番の強化を行う」「来年ぶっちぎることが楽しみ」と宣言している。下平隆宏監督率いるV・ファーレン長崎が、2025年に「ぶっちぎりJ1昇格」を果たせるか、注目したい。

1000億円はペイできる?

それにしても、人口約40万人の地方都市・長崎市に、なぜここまで巨大な複合都市を作ったのだろうか?

さまざまな疑問をぶつけるべく、後編『「1000億円投資」ジャパネットが握る長崎の“命運” 異例の「民設民営」スタジアムに見る“究極の地元愛”』では、長崎スタジアムシティの運営を担う株式会社リージョナルクリエーション長崎の岩下英樹社長に話を聞いた。

稲佐橋から見た長崎スタジアムシティ スタジアム内の様子が少しだけ見える(写真:筆者撮影)
宮武 和多哉 ライター

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みやたけ わたや / Wataya Miyatake

バス・鉄道・クルマ・駅そば・高速道路・都市計画・MaaSなど、「動いて乗れるモノ、ヒトが動く場所」を多岐にわたって追うライター。政令指定都市20市・中核市62市の“朝渋滞・ラッシュアワー”体験など、現地に足を運んで体験してから書く。3世代・8人家族で、高齢化とともに生じる交通問題・介護にリアルに対処中。著書「全国“オンリーワン”路線バスの旅(既刊2巻・イカロス出版)など

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