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政治・経済・投資 #トップコンサルタントの「デジタルの流行」を疑う

2025年度予算「危険なデジタル投資」避ける3方法 年明けは「予算策定の最終局面」注意点は?

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  • 大野 隆司 経営コンサルタント、ジャパン・マネジメント・コンサルタンシー・グループ合同会社代表
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しかし、ここで一件落着とはならないことも、また多いのです。

「ソフトウェアのサポート切れでバージョンアップが必要というのが、どうも再構築の本当の理由にも思える」「(巨額の)投資を正当化するための方便で、(CIOは)『守りのDX』をくっつけているだけじゃないのか?」という話題へと、かなりの頻度で展開していきます。

このバージョンアップは、一般人には地味に見えますが、実はかなり対応に注意が必要となるトピックです。

「ソフトウェアのバージョンアップ」とは?

基幹系システムはパッケージ・ソフトウェアを用いて構築されることが主流です。

なかでもSAP社のERPが世界で最大のシェアを有しており、国内でも大企業中心に2000社が導入しています。

ソフトウェアには(Windowsでご存じのように)サポートの期限があり、バージョンアップをすることが強く推奨されます。

ただ、期限が切れたからすぐに停止するわけでもありませんし、なによりも巨額の投資を伴うために、投資承認の獲得に悩む情報システム部門(そしてそれを支援するシステム会社やITコンサルタント)も少なくないといった状況です。

2017年(2025年の崖のレポートの1年前です)にSAPジャパン社が「現行バージョンのサポートは2025年で終了」と発表しました。

これにより、2025年までにSAPのERPを用いた基幹系システムのバージョンアップをしなければならないという認識が、デジタル・IT関係者の間で形成されました(その後、すべてのバージョンではありませんが、サポートの終了年の2027年までの延期、追加料金により30年までの延長が発表されています)。

SAPの新バージョンの「S4/HANA」へのバージョンアップには、100億円を超える予算が必要になることも珍しくはありません。

ちなみに2024年4月にシステム障害を起こした江崎グリコも、これへのバージョンアップでした。

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