「頑張れる人」を無理に休ませてはいけない理由 「疲れるくらい楽しい」フェーズをどう過ごすか

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そのためには、「感じること」が必要です。

みなさん「何をすれば痩せるのか」「どうすれば体が硬くなくなるのか」という方法論ばかりを求めますが、まずは自分の体の状態を感じることができなければ、無理な話なのです。

疲労は「疲れを労う」尊い言葉

疲労という言葉が、また違った言葉として出てくるといいのだろうと思います。

疲労と疲弊では、大きく意味が違いますし、疲労は、ただ「疲れた」というだけの言葉ではなく、「労(ねぎら)う」という言葉が入っているように、実は素晴らしい意味があるのです。

実際、疲労がなければ眠れません。でも、「疲」のやまいだれのイメージに引っ張られてしまいがちですよね。

本来の言葉の捉え方が、いい形でちゃんと伝わっていけばよいなと思います。何事も、見方ですから。

本書のように「休養学」という学問として広めていくことはとても大事なことです。日本の教育体制では、まだまだ間に合わない部分もありますから、民間からも取り組んでいく必要があるでしょう。

(構成:泉美木蘭)

星野 由香 パーソナルトレーナー

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ほしの ゆか / Yuka Hoshino

健康に関する多くの資格を持ち、東洋医学や西洋医学の知識、パーソナルトレーナーとしての自身の経験などをもとに、独自のメソッド・ほぐピラを考案。確かなその効果が評判を呼び、俳優やモデルなど、多くの著名人のボディメイクを担当する。健康に関わるプロダクト開発も行い、身体のメンテナンスツールなどより使いやすく続けやすいアイテムも世に送り出している。著書『ほぐピラWORKOUT「 ほぐす」+「ピラティス」がいちばん痩せる!』(講談社)、『やせ体質になれる やさしいほぐピラ』(主婦の友社)など。

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