「京都吉兆」がイタリアの学食でランチ提供の反応 世界の有名シェフ150人以上が料理した大学
世界のビッグシェフたちのランチが学食で食べられる、そんなうらやましくも驚くべき大学がある。北イタリアはピエモンテ州ポッレンツォという小さな田舎町にある「食科学大学=ウニヴェルシタ・シェンツェ・ガストロノミケ」だ。
「アカデミックテーブル」という学生食堂
“食”とつくことから料理人になるための学校と勘違いされることが多いが、実際は食文化、栄養学、農業、環境問題、そして食マネージメントや食ビジネス、食品科学などなどを学ぶ専門大学として2004年に設立された。世界40カ国以上から集まった学生たちが将来の食糧生産システムに関する世界規模のビジョンを身につけ、世界の食企業はもちろん国連やNPOに巣立っていく。
そんな「食科学大学」の学生食堂は「アカデミックテーブル」と名付けられ、ただお腹をいっぱいにして栄養を満たすためだけではなく、授業で学んだことを実際に見て、学ぶ場として存在する。
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