品川イオンスタイル｢最強フードコート｣の実態 太っ腹にも程がある？自由すぎる食のスポットだ

熱々のごちそうコスモドリアを冷ますために、うな丼からいただく。1切れとはいえそこそこ大きく肉厚、これが590円とは企業努力に頭が下がる。

これが590円。人によって評価は分かれそう？（筆者撮影）

一口食べると、炭火で焼いた香ばしい香りを感じる。正直、あまりにも安いので油断していたが、十分おいしい。

私はもちろん高評価、炭火の風味がたまらない（筆者撮影）

うなぎに目を取られがちだが、実はご飯がしっかり多いのもうれしい。「令和の米騒動」が流行語大賞の候補にノミネートされるなど米価の高騰が話題になる昨今、こちらも経営努力に感謝する。

「さいきょうのフードコート」を見つけるヒントがここにある

頃合いを見て、いよいよごちそうコスモドリアにも着手。

うな丼と対照的に「ごちそう」と名前に付いていることからハードルが上がり切っていたが、難なく越えてきた。ロイヤルホストの店内で食べるのもいいが、フードコートで食べるのも普通においしい。

容器がさびしいのは、冷凍食品だからしょうがない（筆者撮影）

不思議な名前のコスモドリアだが、その由来は「コスモポリタン」、つまり宇宙という説がある。具材の鶏肉が空、栗ときのこが「陸」、エビが「海」を表しているという説である。

もちろんこのごちそうコスモドリアにもそれぞれしっかり入っている。店舗で食べると上にレモンが載っていて、味変に最適なのだが、ごちそうコスモドリアにはさすがになし。まあそれはしょうがない。

店で食べてもフードコートで食べてもおいしい、それがコスモドリア（筆者撮影）