品川イオンスタイル「最強フードコート」の実態 太っ腹にも程がある?自由すぎる食のスポットだ

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タワマンエリアのフードコート、さぞかし高級と思いきや……

そんな品川シーサイドフォレストの中核的な商業施設が、イオンスタイル品川シーサイドだ。

イオンスタイルとは、食品に力を入れるなど従来のイオンと一線を画した新たな価値を消費者へ提案することを目指した業態で、2014年から展開している。

イオンスタイル
食への注力など、従来のイオンとは異なるイオンスタイル(筆者撮影)

イオンスタイル品川シーサイドもそのコンセプトに違わず、都内初出店の冷凍食品専門店「@FROZEN(アットフローズン)」があったり、酒類を扱うイオンリカーに隣接する形で「イオンのバル」として「Seaside BAR」を営業していたりと、同エリアの消費者需要に合わせたコンテンツが目立つ。

そうなると、フードコートにも期待が集まる。地下1階にあるフードコート・Seaside Tableを訪問するとまず目立ったのが、ビジネスパーソンが多いことである。

もちろんファミリー層も多いが、これほどスーツを着た人がいるフードコートも珍しいのではないか。対して、学生が少ないのも印象的である(平日の昼過ぎという時間も影響しているだろうが)。

一方でラインナップはというと、食に注力したイオンスタイルのフードコートとしては、やや物足りない気もする。

2021年にフードコート初となる店舗を出した「名代 宇奈とと」と、メニュー数が充実している「蕎麦処じんや」こそあるものの、あとはマクドナルドやリンガーハット、はなまるうどん、サーティワンに築地銀だこと、かなり庶民的な面々である。

鰻
フードコートでうなぎ!(筆者撮影)
フードコート
平日限定メニューがあるなど、充実している蕎麦処じんや。しかし、ほかは定番のラインナップでやや肩透かし感?(筆者撮影)
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