高速道路標識、「不思議な文字」の悲しい運命

「公団ゴシック」は廃止されて標準の書体に

高速道路を走っていると目にする道路標識。これまでは独特の文字が使われていた(写真:yumegokochi / PIXTA)

高速道路をドライブしていると目にする道路標識。立ち止まって見る機会は少ないと思いますが、よく見てみると漢字の点の数が省略されているようなアレンジが加えられた独特の文字が使われていることがあります。

どこか心が和んでしまう不思議なフォルムを持った文字。これは「公団ゴシック」といって、運転中でも認識しやすくするために日本道路公団が独自に開発したフォントなのです。

文字の正確さより視認性を求めた「公団ゴシック」

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高速道路の標識の和文フォントですが、2010年に「公団ゴシック」から「ヒラギノ角ゴシック体W5」に変更になりました。

ヒラギノはiPadなどのアップル社の製品でも採用されていた書体ですので、見慣れている方も多いと思います。なので現在は、徐々に全国の高速道路の標識は変更が行われているという時期にあります。

公団ゴシックの特徴は、文字の正確さよりも認識のしやすさを重要視している点にあります。元の漢字との違いや省略の方法がユニークなのです。

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