急成長するキヤノンのインド事業--キヤノン・インディア小西賢作社長に聞く

 

--どこが共通するところなのかを見ていく必要があるということですね。キヤノン・インディアでは製造拠点を持っていませんが、インド特有の労務上の問題、たとえばカーストなど何かありますか。インド人組織を構築していくうえで何か苦労はありましたか?

カーストの問題とかは、心の中の本音でいえばあるわけですが、ビジネス上では全く気にしませんし、気にしてはいけないと思っています。

--従業員のモラール維持には何が大事ですか?

できるだけデータは公開して、シェアしています。常に成長戦略を見せて提示する、シェアしていくことが大事です。

--離職率は?

10~12%程度ですが、これは他の企業と比較すると低いです。人事コンサルティング会社エーオン・ヒューイットが発表する「ベストエンプロイヤーズインディア25」というのがありまして、実はその16位に入りました。エーオン・ヒューイットが会社のインタビュー、調査などして評価しているものですが、その選ばれた25社の中で「最も小さい会社」でしたが、うれしかったですね。
(参考URL:
http://was2.hewitt.com/bestemployers/apac/english/pages/results2011_india.htm)

--社員にとって働きやすい。それは誇れることですね。やはり、従業員は自社で働くことにブランドを感じているんでしょうか?

そうですね、やっぱりキヤノンで働いていることに誇りを持っているということもあると思います。世界の中で大きいということもあるし、インドの中でステータスを持っているということもあるし、その両方は確かにあると思います。

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