親の就職サポート--やるべきこと、やってはいけないこと

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親の基準で判断せず 子供が選んだ企業を尊重

こうしてみると、もちろん採用の専門家だから出来たアドバイスもあるのだが、親として行うべき就職アドバイスのポイントも含まれているのではないかと思う。

まずは働くことの大切さ、面白さを伝え、「働きたい!」という思いにさせること。逆に、親が甘やかして、就職しなくても良いと雰囲気は作らないこと。

大手企業だけではなく中堅・中小企業に親が率先して目を向けさせること。逆に子供が選んできた企業を尊重し、親が知っているかどうかで判断しないこと。ただし、ブラック企業であると思われる場合は注意をする。

働いている親は、社会人の一先輩として知っていることを積極的にアドバイスする。放任ではなく見守る。過度に干渉せず、子供の状況を見て適切に対応する。

最後に、子供が就職活動で疲れたり、落ち込んだりしている時、メンタル面でのサポートは大切である。我が家ではそれほど多くはなかったようだが、その役割はおもに妻が担っていた。愚痴を聞いてもらうだけで気持ちが楽になったと、就職活動後に子供が感謝していた。

(週刊東洋経済 臨時増刊 就職氷河期に勝つ!)

※記事は就職氷河期に勝つ!執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。

 

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