親の就職サポート--やるべきこと、やってはいけないこと

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親としての私自身の就職アドバイス

実は、私自身が親として子供の就職活動を見守り、2011年4月に子供が就職したという経験がある。その際、子供にアドバイスしたことを箇条書きにしてみた。

●どの企業に入るのかが重要ではなく、社会に出てどれだけ成長できるかが大事。大変な仕事ほど鍛えられて成長できるし、力がつくと仕事を楽しめる。仕事は楽しめた者勝ち。

●早くから社会人と触れ合い、価値観を知り、話し慣れることが大事。

●自分の大学をターゲットにしている企業を中心にして就職活動すること。ターゲットになっていない企業中心の就職活動は疲弊する。

●大手有名企業だけが企業でない、知名度のない中堅・中小企業に優良な会社は山ほどある。大手有名企業に入ることが、イコール幸せではない。

●学生の知っていることなどたかが知れている。最初は業種、職種を絞らず、知らないところほど積極的に話を聞く。

●説明を聞いて良いと思った企業には、社員の方の話が聞きたいと依頼すること。働いている人の話を聞かないと、自分に合う会社か、仕事かはわからない。またブラック企業かどうかは、社員に会えば大抵わかる。

●自己分析を先にやることは全く意味がない。答えは自分の中にない。働いている人の話をまず聞くこと。そして働く自分を想像し、自分ならその仕事にやりがいを感じられるか考える。そうすることで初めて就職の軸が定まってくる。

●内定をした複数の会社で迷ったら、社員と話し、どちらの方が頑張っている自分を想像できるかを考えてみるとよい。ただ、最後はフィーリング。実際働いてみないとわからない。

●入った会社では与えられる仕事に対して文句など言わず、がむしゃらに働くこと。最初の3年間で仕事の足腰ができ、成長する土台が出来る。就職がゴールではなく、社会に出てからが大事。

 

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