東洋経済オンラインとは
ビジネス

最盛期から半減「やきとり大吉」"反転攻勢"の秘策 課題は店主の高齢化、「白い大吉」で若返りを図る

11分で読める

INDEX

「赤と黒の看板」というイメージから、リブランディングした新モデル「白い大吉」針中野店。「入りにくい」という課題を解決する狙いがあるという(写真:ダイキチシステム提供)

一時は1000店舗あった「やきとり大吉」。だが、現在は491店舗に減っている。

原因は店主の高齢化だ。現在の店主の平均年齢は55歳。大吉では20年以上続けている店主が320人、約6割を占めており、70代、80代と歳を重ねている。そのため、体力が続かず閉店してしまうケースが相次いでいるのだ。

33年店主を続けるベテラン、平和台店店主の中村昌隆さん60歳(写真:ダイキチシステム提供)

大吉を運営するダイキチシステムはこの事態を食い止めるために、新規出店や若い店主の育成に注力している。しかし平均年齢がなかなか下がらず、開店数が閉店数にまだ追いつかない状況だ。

そんな最中の2023年1月、ダイキチシステムはサントリーホールディングスから、鳥貴族を運営するエターナルホスピタリティグループに買収された。

前編ー鳥貴族が買収「謎の焼鳥チェーン」人情派な儲け方 赤と黒の看板の「やきとり大吉」は"経営の教科書"だに続き、後編では、その経緯や訪れた変化と共に、店舗数と来客数拡大へ向けた動きを解説する。

サントリーから鳥貴族へ。突然の買収

買収は突然だったという。事前に相談はなく、サントリーホールディングスとエターナルホスピタリティグループの上層部で決定がなされていた。

あとで聞いた話によると、買収の目的はこんな内容だったそうだ。

【画像14枚】最盛期から半減の「やきとり大吉」、反転攻勢の秘策は"白い大吉"、若者にも入りやすい店づくりと新しいメニュー

次ページが続きます:
【買収の裏側はこんな感じだった】

2/6 PAGES
3/6 PAGES
4/6 PAGES
5/6 PAGES
6/6 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象