作り替えも場合によってはウェルカム
――一「脚本家」はどんな仕事?
演劇、映画、ドラマなどの脚本を書くことがメインの仕事で、この職業にあこがれを持っている人はみんなそこを目指しています。
脚本は「柱」「ト書」「セリフ」の3要素で書かれています。「柱」はシーン番号や、どこでそのシーンが展開されるかなどを書いたものです。「ト書」は登場人物などが何をしているかの状況説明。そして人物名と一緒にカギカッコで書かれているのが「セリフ」です。
脚本は「設計図」で、それを基に舞台を上演したり、映像作品を撮ったりします。もちろん脚本どおりに作られることばかりではないですし、映像演出に関しては脚本家の頭の中でイメージしきれない部分もあるので、われわれ(脚本家)の意図を正しく汲んでくれた作り替えだったら全然ウェルカム、と思っています。

















