箕輪:僕は、ものすごく自分を俯瞰してるんですよね。仮に20代で死ぬ気で働くのがまったく向いてないなと思ったら、地方に移住して固定費を下げたりして、どんな上場企業の社長よりも俺の生き方のほうがイケてるって思える道を選んでたと思うんです。そんなふうに、いろいろと難しいことがある中でも、今の日本で自分を成功させるゲームとして人生を考えると、選択肢がけっこう増えると思う。
人生を俯瞰する力
けんすう:なるほど、「こいつをどう成功させてやろうか」みたいな視点で、いつも自分を見てるんだ。
箕輪:そうですね。まさに、けんすうさんが『物語思考』で言ってるみたいに、自分というキャラクターを動かしている感じ。僕は性格がひん曲がってるから、ちょっと冷めた目で自分を見て「こっちじゃない、あっちだ」って動かせるのかもしれないけど、人生の可能性を広げるには、やっぱり俯瞰力みたいなものが重要な気がします。
けんすう:俯瞰力、いいですね。たしかに『物語思考』ではキャラを設定して、それを“他人事”感をもって動かすことをすすめてますが、それで言っても箕輪さんはやっぱり無茶苦茶ですよ(笑)。革ジャン着ておじいちゃんたちの前で歌ったりとかも、意味がわからないけど、すごいなと。
箕輪:あれはマジでリスクがあって。みんな足元に杖を置いてるから、つまずいて転びそうになったんですよ。おじいちゃんに覆いかぶさってケガでもさせたら大変だし、大炎上してたでしょうね。
けんすう:それは危ない。しかも、間違いなく炎上ですね。そんなリスクがあった割に、リターンは特にない。
箕輪:そうそう……って何の話だ(笑)。
けんすう:もっと話しましょう。次も乞うご期待ってことで(笑)。
(第2回終わり)
(構成:福島結実子)
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