世代間格差 人口減少社会を問いなおす 加藤久和著

世代間格差 人口減少社会を問いなおす 加藤久和著

どれだけもらえるかわからない年金。かさむ政府債務。正規雇用の大幅な減少。今の若者たち、あるいは将来世代は、それまでの世代に比べて社会保障や租税など、さまざまな面で負担の割合が著しく高くなっている。ある調査によると、60歳以上の受け取り超過と将来世代の負担超過の差は、1億2000万円を超えるという。

なぜ、世代間格差は拡大するのか。人口問題に詳しい経済学者である著者は、社会制度の根本的な課題が累積し、顕在化した現象だと考察。そのうえで世代間格差の現状を整理し、原因を分析、格差縮小のための処方箋を提案している。そこから、持続可能な社会制度を早期に構築することの重要性を訴える。

ちくま新書 882円

  

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