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「誰もが」輝く社会を創る「ヘラルボニー」の挑戦 知的障害のある"異彩作家"と新たな文化を創造

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「担当する社員が作家さんの一番のファン。社内のSNSの投稿は、社員の作家さんへの愛であふれています」。完成した商品はまず、作家のもとに届ける。初めて商品を作ったころから変わらない"暗黙のルール"だ。

コロナ禍でも事業を拡大

地元の岩手県を皮切りに、工事現場の仮囲いや駅舎を異彩作家のアートで彩るプロジェクトやラッピング列車、ラッピングバスが話題となり、2021年には盛岡市の中心部に常設のギャラリーをオープンした。

岩手県内で大きな話題となったJR釜石線のヘラルボニーラッピング車両(写真:ヘラルボニー)

JALやJR東海、資生堂など国内の名だたる企業との協業や全国各地の百貨店でのポップアップの開催により、福祉分野やスタートアップ界隈で注目される存在から一躍、広く知られるブランドへと成長を遂げた。

双子と2人の友人から始まった事業は今や60人規模に(写真:ヘラルボニー)

2024年には社員60人規模になり、国家公務員や外資系コンサル、広告代理店などさまざまな業界の第一線で活躍していた人材がヘラルボニーの理念に共感し加わり、事業を進めている。

京都・宇治の窯元「朝日焼」とコラボレーションし、アトリエやっほぅ!!在籍の作家12名が「秋」をテーマに作品を描いた(写真:ヘラルボニー)
今年8月から9月にかけては、アサヒビールとのコラボレーションで没⼊型コンセプトショップを手がけた。使われているのは、ヘラルボニー契約作家の井口直人さんと高田祐さんの作品(写真:ヘラルボニー)

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