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「誰もが」輝く社会を創る「ヘラルボニー」の挑戦 知的障害のある"異彩作家"と新たな文化を創造

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兄・翔太さんが子どものころ、自由帳に書いていた「ヘラルボニー」の文字(写真:ヘラルボニー)
福祉の枠にとらわれないスタートアップとして事業を成長させてきた(写真:ヘラルボニー)

数カ月後には文登さんも岩手県内のゼネコンを退職し、代表取締役副社長に。双子の2人がともに専念するようになったことで、事業は加速していく。

社会課題に挑むスタートアップとしてピッチプレゼンなどでビジョンを語り、投資を呼び込みながら、事業を成長させてきた。

あるがままが認められる社会に

大切にしているのは「異彩作家のあるがままが認められること」。

「あるがままの表現をどう届けるかを考え、キュレーションするのはヘラルボニーの役割。商品や展示、言葉としての届け方を変えることによって、作家たちはそのままで、受け止める社会の側を変革していくんです」(文登さん)。

作家の数が増える中で、当初は文登さんが担っていた作家とのコミュニケーションを複数の社員で担う必要が出てきたため、作家ごとに担当者を決める社内体制を作った。

この仕組みにより、作品の価値を世に伝えたいという社員のモチベーションも上がったという。

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