アメリカ最優秀教師が教える相対論&量子論 S・L・マンリー著、吉田三知世訳
現代物理学の相対性理論や量子論は、日常感覚と懸け離れているので、難しいと思っている人は少なくない。たとえば、時間というものは進んだり遅れたりする、粒子の位置と速さの両方は同時に正確にはわからない、すべてのものは粒子であると同時に波でもある、とされる。
しかし、今や身近なGPS(全地球測位システム)は、地球の周りを回っているいくつかの衛星からの信号を解読して、対象物の位置を約25センチメートル以内のずれで特定するが、この精度の実現には相対性理論的効果の計算が必須だという。
現代物理学の考え方を、ユニークな登場人物たちの掛け合いで理解させようとする、型破りの入門書。
講談社ブルーバックス 840円
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