「ミスをチャンスに変える」ずるい"謝罪メール術" 仕事がデキる人は不用意にお詫びをしない
添付ファイルのつけ忘れといったレベルなら、以下のような言葉で十分です。
「先ほどのメールにデータを添付しておりませんでした。大変失礼しました」「添付ファイルが漏れており、失礼いたしました」
ミスのレベルに合ったお詫び言葉を使う
またあなたは、なんでもいいからとりあえず、「あらたまった言葉で謝っておけば失礼にはならない」と考えていませんか。
小さなミスに対しても丁寧な謝罪を続けていると、相手もそれに慣れていきます。そうすると大きなミスをした際に、どんなに丁寧な謝罪をしても「いつも使っている言葉だ」と軽く受けとられてしまう危険があります。
相手に失礼のないようにと、気を遣った言葉であっても、場面と程度が合っていなければ違和感を生み、あなたの足を引っ張ることになるのです。
それに、不用意にお詫びをしすぎると、そこでパワーバランスが崩れることもあります。こちらが非を認めることで、相手が相対的に優位な立場になるのです。
これが続いたら、どうでしょうか。丁寧な対応をしようと思って謝りすぎただけなのに、相手から「仕事ができない人」というレッテルを貼られてしまうかもしれません。
こうした悔しい思いをしないためにも、メールではミスのレベルに合ったお詫び言葉で、バランスをとる必要があるのです。
仕事がデキる人(ずるい人)はこの使い分けがうまく、不用意にあらたまった表現でお詫びをしません。
・小さな(軽い)ミス
失礼しました/大変失礼しました
・少し大きな(重たい)ミス
申し訳ありません/申し訳ございません
・大きな(重たい)ミス
大変申し訳ありません/大変申し訳ございません
誠に申し訳ありません/誠に申し訳ございません
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