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ビジネス #魚が消える国ニッポン、その対策とは?

「2歳以下の子供マグロ」食べまくる日本人のヤバさ 大西洋では30キロ未満の漁獲が原則禁止の背景

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  • 片野 歩 Fisk Japan CEO/東京海洋大学 特任教授
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かつて、世界における日本のサンマの漁獲量シェアは、8割前後もありました。今では台湾・中国に漁獲量が追い抜かれ、シェアは2割程度に落ちてしまっています。こうなってしまうと、他国との協調が不可欠になりますが、国益が絡む内容なので、なかなか効果がある資源管理ができていません。

一方で、わが国は太平洋クロマグロで、漁獲枠の大半を占めることから資源管理のイニシアチブが取れる立場にあります。小型クロマグロの漁獲枠を増やしてほしいと言うのではなく、漁獲量を抑えて、将来のために大型のクロマグロを増やしていくと言うべき立場なのです。

WCPFCの資料によると、太平洋クロマグロ漁業で、日本の漁獲枠のシェアは全体の75%、小型については86%となっています。他の漁業国からすれば、資源の持続性、成長乱獲を防ぐために日本に小型マグロの漁獲をしてほしくないわけです。

特に畜養はともかく、小型をそのまま水揚げしてしまうことは、大西洋では30キロ未満の漁獲を原則禁止していることを考えればよくないことがわかるはずです。

クロマグロの親と子供の違い

クロマグロの親と子では、その価値が大きく異なることをご存じでしょうか? 冒頭の写真を見ていただければわかりますが、本マグロと呼ばれる親と、メジマグロと呼ばれる子供では、身の色が異なります。親は鮮明な赤色であり、脂がのった腹部にかけてきれいなグラデーションになっています。

一方でメジマグロのほうは、トロの部分がなく、身の色は親のような鮮明な赤色ではありません。2023年の東京市場での鮮魚価格は親の平均がキロ4125円に対し、メジマグロはキロ1454円と親の価格はメジの約3倍です。

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