「男性の体臭問題」俺たち結局どうすればいいのか 汗の臭い、生乾き臭をおさえる実践的な方法

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「汗腺を閉じて汗を出しづらくする」収斂作用があるミョウバン。なかでも「天然アルム石を、水で濡らして脇に塗る」というものが、私の場合、朝のルーティーンに組み込みやすく導入しました。

朝シャワーを浴びたあと、タオルで水分を拭いつつ、アルム石を塗るという流れです。その効果は、個人的感想として「汗の分泌が4分の1程度減少した」感覚。ただし、そこまでせずとも普段から着用する肌着の選び方ひとつで、汗臭のあり方も変わります。

汗を乾かす機能がついた肌着

あなたはポロシャツやワイシャツの下に、どんな素材の肌着を身につけていますか。肌着なしでは、汗がトップスに染みこんでいくため、「ポロシャツやワイシャツ自体がニオイの原因になってしまう」という考えは周知のとおり。高温多湿の日本におけるビジネスマンの肌着着用率は100%に近いと思いますが、肌着は天然繊維と化学繊維のものに分かれるのです。

2010年代中盤くらいまでは、化学繊維よりも「汗を吸う」天然繊維のコットン肌着が定番でしたが、今では機能下着が定着してきました。各社で見かける機能下着は、接触冷感や消臭効果など、天然繊維にはない機能を有するもの。なかでもドライ機能があるものを、私はおすすめしています。

とくに「毛細管現象」という科学的アプローチを採用したユニクロのエアリズム(デオドラントメッシュシリーズ)に注目。脇から分泌された汗が、肌着全体に分散されることで、汗を蒸発しやすくするという同商品は、毎年バージョンアップを重ねています。それでも脇汗ケアの必要はありますが、拭う頻度は下げられるはず。

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