井川一族が牛耳る 大王製紙の末路

印刷
A
A
井川一族が牛耳る 大王製紙の末路

製紙業界3位、大王製紙の創業者一族である井川意高前会長(47)=9月16日付で引責辞任=がグループ企業から巨額の資金を個人的に借り入れたまま、使途不明金となっている問題が発覚してから1カ月余り。会社側は前会長を刑事告訴する方針を固め、事態は急展開の様相を見せている。

会社側によると、井川前会長が連結子会社7社から2010年度と、今年4月から9月までに合計84億円(その後105億円と判明)を借り入れ、うち29億円は今年4月以降に現金や関連会社株で返済されたが、残りは返済されないままになっている。なぜいとも簡単に巨額資金を引き出せたのか。

全7社で代表取締役 父、弟、叔父も重役

会社側によると不正融資の舞台となったのは連結子会社7社。各社の官報と登記簿を調べると、井川家一族のお手盛り経営だったことが一目瞭然だ(表)。


関連記事
トピックボードAD
ビジネスの人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
パチンコ、「倒産」と「リストラ」ドミノの深刻背景
パチンコ、「倒産」と「リストラ」ドミノの深刻背景
空前の中学受験ブーム、塾業界の子ども争奪戦
空前の中学受験ブーム、塾業界の子ども争奪戦
そごう・西武、後釜に「ヨドバシ」が突如登場の衝撃
そごう・西武、後釜に「ヨドバシ」が突如登場の衝撃
AGCが総合職の月給3万円アップに踏み切る舞台裏
AGCが総合職の月給3万円アップに踏み切る舞台裏
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
  • 新刊
  • ランキング
東洋経済education×ICT