井川一族が牛耳る 大王製紙の末路
事件発覚後に大王製紙が設置した弁護士ら社外メンバーを加えた特別調査委員会による報告は10月下旬に出る予定だ。
前出の郷原弁護士は、「ガバナンスの改善は第三者委員会がどこまでやるかにかかっている。抜本的な改革をしなければ社会から相手にされなくなるだけだ」と警告する。が、古参の業界関係者の中には真顔でこう漏らす者もいる。「あの会社は井川家が一から作ってきた会社だ。井川家抜きには生き残れない」。
「四国の暴れん坊」との異名をとってきた大王製紙は、どちらの道を選ぶのか。
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(本誌:山本隆行 週刊東洋経済2011年10月29日号)
※記事は週刊東洋経済執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。
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