医師が警告「生活習慣病」招く3つの身近な食品 依存性のある「超加工食品」が血管をむしばむ
生活習慣病予防には適度な運動が必要といわれますが、適度な運動をするということは、新たな習慣を生活に加えなくてはならないことで、それはたとえ、ちょっとした運動でも、毎日の生活に取り入れるのは、なかなか難しいでしょう。
ですが、食事に関しては、子どもの頃から1日に3回とってきていますよね。そのすでに習慣化されている3回の食事の1回でも、健康を意識した食事にするだけで習慣的な改善が望めるのです。
やるべきことは次の2つ。
・できるだけ、血管に良いものを食べる
悪いものをあまり食べずに、良いものを食べる。当たり前といえば、当たり前のことかもしれませんが、これが健康のための王道にして、近道です。
ただ、おいしいものを今後一切禁止と言われても、それじゃ人生、楽しくありませんよね。体に悪いと知っている医者の私ですら、金輪際口にしないというのは無理ですし、欲求に負けて食べてしまうことだってあります。重要なのは、これらは極力食べないようにしてほしい食品ということです。
医師の立場として"食べてほしくない"3つのもの
では、さっそく具体的な食べ物を挙げていきましょう。
食べないほうが良いもの、1つめは菓子パンです。理由は糖分です。
口の中に入った食べ物は咀嚼され、幅2〜3㎝のとても細い器官である食道を通り、胃の中に入ります。胃は食べ物が入ってくると、うにょうにょと収縮します。これは医学用語で蠕動運動と言い、食べ物と胃酸を攪拌し消化を促すのです。
胃の中で消化された食べ物は小腸に行きます。ここで本格的な吸収が始まります。「そもそも吸収ってなんだ?」という話ですが、簡単に言えば、ものすごく小さくなった食べ物が血管の中に溶けていくことを指します。
ものすごく小さくなった食べ物は、糖質や脂質、あるいはタンパク質やビタミンなどと、皆さん聞き覚えのある名前で呼ばれる物質になります。
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