医師が警告「生活習慣病」招く3つの身近な食品 依存性のある「超加工食品」が血管をむしばむ

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AGEは焼いたり揚げたりする高温調理の過程で多く生成されます。ですから、理論上は揚げるよりも焼いたほうが良い、焼くよりも、ゆでたほうが良い、ゆでるよりも生のほうが良いという順序になります。しかし、じゃがいもを生で食べるなんて無理ですし、なにより揚げたポテトはとてつもなくおいしい。

そもそもからして何度も使ったり、鍋の中に長い時間、放置された古い油=悪い油はAGEが多く発生するといわれています。つまり、工業用やお店で揚げているものは、言うに及ばずというわけです。

そういった観点から見直すと、外で食べるとんかつ、唐揚げ、ステーキ、天ぷらなどの動物性脂肪食品に、AGEは多く含まれている可能性が高いと言えるでしょう。

「超加工食品」には依存性も認められている

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菓子パンやクッキー、ポテトチップスの3つのような、糖分や塩分、脂肪などを多く含む加工食品は、「超加工食品」などと呼ばれたりします。

糖分は高血糖、塩分は高血圧、脂肪は脂質異常症など生活習慣病のリスクが高まりますから、できるだけ控えてほしいものです。

さらに言えば、最近、超加工食品には、たばこやアルコールなどで見られるような、依存性があるという研究結果も発表されています。

そう考えると、食べ続けることで、やめられなくなる可能性があるので、少しずつでも減らしていくことが必要です。

ちなみに、超加工食品には、次のようなものがあります。

【そのほかの超加工食品例】
冷凍ピザ・ホットドッグ・ミートボール・チキンナゲット・ハム・ソーセージ・キャンディー・グミ・ドーナツ・アイスクリーム・ビスケット・クッキー・炭酸飲料・マーガリン

医者の立場でいうなら良くないものは良くない。しかし、私も医者である前に1人の人間ですから、年がら年中、体のことばかり考えてもいられません。なによりそんな生活、息苦しくて楽しいとも思えません。

ここに挙げた食品を頭の片隅に置いておいて、無理のない範囲で摂生するようにしてみてください。

 
橋本 将吉 内科・総合診療医

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はしもと まさよし / Masayoshi Hashimoto

内科・総合診療医であり、株式会社リーフェホールディングス代表。全国に7校舎を展開する「医学生道場」を運営し、未来の医師育成に情熱を注ぐ。YouTubeチャンネル「ドクターハッシー/内科医 橋本将吉」では、分かりやすい医学教育動画が人気で、登録者数は75万人を超える。会員制「ヘルスケアアカデミー」では、様々な診療科の現役医師による医学セミナーを提供している。「日々の暮らしに健康を」という理念のもと、「ハシモトマサヨシブランド」を立ち上げ、健康商品の開発に取り組む。特に「乳酸菌V28」やアロニア羊羹「雪紫」は人気商品である。
●「ハシモトマサヨシブランド」https://hashimotomasayoshi.co.jp/
●医学生の為の個別指導塾「医学生道場」https://igakuseidojo.com/

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