「暑い!」猛暑を回避する"旅行術"を考えてみた 交通機関の利用法、時間の使い方、グッズなど

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気温だけでなく、アクセスも重要視するなら、東京駅から北陸新幹線なら1時間強で到着できる軽井沢の優位性は揺るがない。

なお、2024年8月30日から9月12日までの14日間限定だが、北陸新幹線「あさま」の普通車指定席をえきねっとの「トクだ値スペシャル21」で予約した場合、東京駅から軽井沢駅まで50%引きで2910円となる。

ただし、このきっぷは販売数が少なく、出発30日前の午前10時と同時に売り切れてしまう。この激戦をくぐり抜ければ、格安で軽井沢への避暑旅を楽しめるだろう。

涼しいのは山だけではない。海沿いも、気化熱やヒートアイランド現象の影響を受けないことなどから、気温がやや低くなる傾向がある。また南国の沖縄県も、夏のピーク時は首都圏や関西などより涼しいことが少なくない。

たとえば今年7月31日の最高気温を比べてみると、東京は35.6℃、大阪34.9℃だったのに対し、前回の記事でとりあげた千葉県の勝浦は31.1℃、日本最西端の与那国島は32.3℃だった。

交通機関の工夫

暑い場所へ行かなければいけない、という場合には、まず交通機関の選択を吟味したい。一番理想的なのはマイカーないしレンタカーだが、それがかなわない場合には、タクシーをこまめに使うか、短い距離でもバスを使いたい。

鉄道で移動する場合も、地上を走る鉄道と地下鉄が選べるなら、地下鉄を利用する。地下鉄なら、コンコースやホームでもほぼ冷房が効いており、地上の鉄道での暑いホームなどでの消耗を回避できるからだ。

また鉄道やバスを利用するときは、炎天下のホームや停留所ではなく、エアコンが十分に効いた待合室などで待機し、定刻直前に乗車場所へ行くようにする。

電車は、降りる駅のエスカレーター位置に近い場所を事前に調べて乗るようにすれば猛暑のホームを歩く時間を減らせる。

飛行機や鉄道やバスに乗るときは座る位置にも注意が必要だ。

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