相次ぐ40℃超え「この暑さ、いつまで続くのか?」 「過去最も暑い夏になるかもしれない」理由とは
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今年の猛暑はいつまで続くのか。気象予報士が解説します(写真:スムース/PIXTA)
昨年の夏は、統計史上最も気温が高くなりましたが、今年は、それを上回る暑さになるおそれがあります。
この暑さ、いつまで続くのでしょうか。気温が高くなるメカニズムとともに解説します。
日本最高記録に迫る暑さ
7月29日、佐野(栃木県)で最高気温41.0℃を観測しました。
日本の歴代最も高い気温は、2018年に熊谷(埼玉県)、2020年に浜松(静岡県)で観測された41.1℃です。あと0.1℃高ければ、歴代1位タイでした。
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【①7月29日の最高気温】出典:weathermap
この日は、館林(群馬県)と天竜(静岡県)で40.2℃、伊勢崎(群馬県)40.1℃、熊谷(埼玉県)と古河(茨城県)では40.0℃まで上がっています。全国6地点で40度以上になったのです。
東京は37.3℃で、今年最も高い気温でした。
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